|
|
 |
出会い系完全攻略>>ブスにひっかからない方法

そんなわけで誰もが利用するようになった出会い系だが、カワイイコが利用するようになるの同時に当然残念な子も利用するようになったわけで…。
…いくら女のコはみなお姫様だと言っても、モノには限度ってもんがある。
そんな「俺的にお姫様じゃない」女のコにひっかからない方法ってやつを、今回特別、アンタだけに伝授しよう。
デブやブスの気持ちを考えたことあるか?
いいや考えたくもない、ハハハ、そういっちゃ話は続かない。いいかい、確かに男にとってデブスは、ちょうど戦場における地雷のようなもので、恐怖と憎悪の対象なんだが、実はブスにとっても、男との出会いは恐怖の瞬間なんだよ。
考えても見ろ。ブスが勇気を出して化粧して、待ち合わせ場所に行ってみたら「うわブス!」……そいつはブスにとってもなかなかヘヴィーな体験だぜ。
1トンのデブにも五分の魂。「ブスの一分(いちぶん)」ってやつさ。
すまん、言ってみたかっただけだ。
とにかく、ブスは警戒してるんだ。この人が、本当に自分のことを「ブス」って言わないかってな。
ブスは出会いに臆病になってる。そこを逆手にとるんだ。
とるべき作戦はこうだ。
まずアンタは、出会い系サイトに入会したら、自分のプロフィールを充実させる。デタラメでもなんでも構わない。「素手でクマを殺せる」でも「組織ではビッグボスと呼ばれてます」でもな。
次に、アンタはサイト内の掲示板に書き込みをする。
分かってると思うが、あくまで口調は紳士的にだ。
掲示板を見ていると、ときどき
「こん。東京住みの27だよ。一緒に遊べるコ募集してるんでヨロシク!」
なんてのを見かけるが、正直全く問題外だ。
大体「こん」ってなんだ「こん」って。お前はキツネか。キツネなのか。
この場合の正しい書き込み方はこうだ。
「こんばんわ、はじめまして。ぼくは東京在住の、27歳の殺し屋です。さいきん任地のクロアチアから戻ってきたばかりで、まだあまり一緒に飲みにいけるような友達がいません。もしよかったら、諜報部から横流ししてもらった美味しい高級ワインもあるんで、一緒に飲みませんか? 興味持ってくださった方、気軽にメッセージください。」
どうだ、紳士的だろう。こういう文体じゃないと、女の子は安心できないんだ。
それから話の内容が具体的なところも重要なポイント。
最初の文じゃ、なぜ「一緒に遊べるコ募集中」なのか全然わからない。
女のコとしては「ただ、ヤリたいから」募集中なのか、「もともと友達がいないから」募集中なのか、とにかく不安になって、マイナス方向にばかり考えてしまう。
その結果、
「こんな人にメッセージ送ってもしょうがない」
と考えるわけだ。
その点、おれの文章は
「ああ、さいきん東京に引っ越してきたばかりだからあまり知り合いがいないんだ。つまり友達がいないようなタイプの人ってわけじゃないし、それにただヤリたいだけ、っていうのとも違うみたい。クロアチアの珍しい高級ワインもあるっていうし、おもしろそうな人だな、メッセージ送ってみようかな」
となるわけだ。
ちなみに、このとき「ワイン」という食べ物、飲み物の話を出したのも実は大事なポイントだ。
オンナってのはな、実は男が仰天するくらい「美味しいもの」に弱い。
男子校で男がおっぱいの話をするのと全く同レベルで、女子高生は駅前のパフェの話をしてる。
いいか、オンナにとってのパフェは、男にとってのオッパイと同じだ。
ボイン=スイーツ
つまりな、「美味しい食べ物ご馳走しますよ」って言うのは、オンナにとって「私のオッパイお見せしますよ」って言われたのとほとんど同じなのさ。アンタ、オンナに「オッパイ見せるんで、お会いしませんか」と言われて、断れるか?
とにかくアンタはこれで、掲示板に他の男の書き込みとは違う、いわばちょっと気の利いた書き込みをしたわけだ。
で、次はどうするのかって?
ハハハ、ただ待つだけなんだな。
えっ、こちらからメッセージを送らないのかって?
そう、そこがミソなんだよ。 ブスやデブはな、掲示板で男の気の利いたコメントをみると、こう思うんだ。
「あ、この人ちょっとドキドキするコメントかいてる→きっとこの人はイケメンで気遣いのできるイイ男に違いない→イケメンで気遣いのできるイイ男が私なんかに構ってくれるわけがない→それどころか会ったら『うわブス!』って言われてアタシ激しく傷ついちゃうかもしんない→ムリ。超ムリ。イケメンムリ。イケメン怖い。メッセージは送らないでおこう」
と、こうなるわけ。
それに対してイイ女がこの書き込みをみた場合の反応はこうなる。
「あ、この人ちょっとイイ感じだな→きっとイケメンで、気遣いのできるイイ男なんだろうな→私のこと、相手してくれるだろうか……ううん、私だって一応人並み以上のルックスはしてるし、全く相手にしてくれないってことはないだろう→よし、勇気を出してメッセージ送ってみちゃおっと」
要するに、こっちが美人かブスかに頭を悩まさなくても、あっちの方で自分が美人かブスか、自分で勝手に判断してくれるんだな。
そうしてこちらのメッセージボックスには美人からのメッセージだけがたまっていく、というワケ。
おれはこのやり方をヴェトナム戦争のゲリラにならって、ヒット&アウェー戦法と呼んでいる。
ヒット(撃って)、あとは(アウェー)して待つ。相手はじらされて、どんどんこちらの方に入りこんでくるわけだ。 恋愛は結局幻想だから、とにかく相手に「うわあ、絶対この人イイ男だ」という思いこみを持たせてしまうことが重要だ。直接会って話すナンパだと、第一印象のほとんどが見た目になるのでハッタリが通用ないのだが、第一印象が文章の出会い系では、いくらでもごまかしが効く。
出会う前に、「この人こそ私を幸せにしてくれる人だ」という幻想を作り上げちまえばいいんだ。
ウソでもハッタリでもなんでもいいのさ。
例え何ひとつ取り柄のないニートだったとしても、自分は白馬に乗った王子さまだと言い張って、相手に死ぬまでそうだと信じ込ませたら、彼女にとってアンタはやっぱり白馬の王子様で、そうして彼女の人生は……幸せだったに違いないのさ。
人間なんて、紙切れに価値があると思ったり、姿も形もないもののために死んでみたり、案外そんな幻想と思いこみの中で生きてるんじゃないのか。
>>「ファーストメッセージ」
|
|
|